イタリアの歴史004(「ブルートゥス、お前もか!」
こんにちは。
前回から引き続き、カエサルにまつわるお話を。
共和政の改革に着手したカエサルは、
まず、元老院への権力集中を防ぐことを考え、
そのために属州民に議席を与えます。
ついで、民会や護民官を単なる追認機関とすることで、
自ら就任した終身独裁官(ディクタトル)に権力を集中させます。
この終身独裁官に権力を集中させる仕組みは、
「元首制」として、後のオクタヴィアヌスに継承され、
「帝政ローマ」誕生の基礎となります。
しかし、こうしたカエサルの権力集中に
危機感を抱く者たちがいました。
それがかねてから元老院議員たちに
カエサルへの陰謀計画への加担を依頼されていたブルートゥスらです。
そしてついに前44年3月15日、カエサルは暗殺されます。
その際に発したとされる有名な言葉、
「ブルートゥス、お前もか!(「Et tu,Brute!」)」ですが、
これはイギリスのシェークスピアの戯曲
『ジュリアス・シーザー』の中のセリフです。
実際は言っていないという説もあるようです。
通常、これは暗殺者の1人マルクス・ユニウス・ブルートゥスを
指すとされていますが、もう1人のブルートゥス、
デキムス・ユニウス・ブルートゥスであったという指摘があるようです。
彼はカエサル配下の有力な将軍で、
相続順位第2位に指名されていたほどの人物でした。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ガイウス・ユリウス・カエサル」の項
有名なあのセリフは、もしカエサルが本当に発していたとしたら、
腹心中の腹心に裏切られたと分かった時に、
発した言葉なのかも知れませんね。
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